会長挨拶

公益社団法人島根県看護協会は,県内の看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)が加入できる職能団体です。会員数は5,778名(平成30年3月31日現在),就業している看護職の約半数が加入し,看護の質の向上,看護職の働き続けられる環境づくり,看護領域の開発・展開の3つの使命に基づく事業を展開しています。
今年度は島根県における保健・医療・福祉に関する新たな計画がスタートし、また診療報酬と介護報酬の同時改定とも重なり、「地域包括ケアシステム」構築に向けて、大きく舵が切られました。少子・超高齢化社会に向けて、医療提供体制は病院から住み慣れた地域へシフトし、看護職への役割拡大や、あらゆるフィールドでの活躍がさらに期待されているところです。
2015年に日本看護協会が表明した看護の 将来ビジョン「いのち・暮らし・尊厳を まもり支える看護」において、地域包括ケアシステムは、療養する高齢者だけでなく、子どもを産み育てる人々、子どもたち、障がいのある人々などを含む全ての人々の生活を地域で支えようとしています。本会においても、この方向性をもって各種事業を進めています。
島根県看護協会の平成30年度の重点事業は、「地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」、「看護職の働き方改革の推進」、「看護職の役割拡大の推進と人材育成」、「看護基礎教育制度改革の推進」です。
「病院完結型医療」から「地域完結型医療」に大きく転換されるなか,それぞれの現場ではその変化に直面しながら日々対応されていると思います。私たち看護職はさまざまなフィールドで活躍の場を持っています。そして今,様々なフィールドにいる看護職が連携協働することで,対象者の「住み慣れた地域で,自分らしい暮らし」をより良く支えていけると確信しています。
看護にとって変革のこの時を「チャンス」に,社会のニーズ,対象者のニーズは何かを見極め新たな看護へ「チャレンジ」し,改めて「看護とは何か」私たち一人ひとりがしっかり考え「チェンジ」しなければなりません。そのためにも、会員の皆さまと共にさらに仲間を増やし、組織力を高めて一緒に活動したいたいと思っています。


これからも,日本看護協会・看護協会各支部との連携をとりながら,会員一人ひとりの声を大切にして事業を進めていきたいと思います。



公益社団法人 島根県看護協会
会長 : 秦 美恵子

“ 平成 30年度重点事業 ” : 更なる進化・深化を目指して !